ドクター・ドリトル感想。世界中の動物と話せる。動物同士は言葉の垣根が無い。

こんにちは!いわきのブロガー・まだやるよです。
先日より、「ブログはとりあえず書き上げることが大事」というスタンスで取り組んでおります。
ナンバリングして、シンプルに書き上げて、一連のタスクを日常に組み込む。ということで、あらすじや解説は他所様にお任せします。
今回は『ドクター・ドリトル』の感想です!仕切り直しとして第1回目ということで。
■ 目次 1.優しく道を示すオウム 2.クジラが味方は強い 3.ドラゴンも医者として倒す 4.まとめ 5.最後に紹介しておきたいこと |
1.優しく道を示すオウム
狂言回しとして、オウムのナレーションから始まり、ドリトル先生とも付き合いが長い様子でした。共に暮らす動物たちの中では中心人物(?)なのでしょう。
この作品では2番目に好きなキャラクターです!
助手志望の少年に対して、ドリトル先生は冷たくあしらうのですが、オウムは少年の味方。冒険への同行を一度は諦めた少年を迎えに行き、乗船の手助けをします。
このチームの母親的な存在ですね。
また、人間を避けて自宅に引きこもっていたドリトル先生を、今回の冒険が、立ち直らせるための良いきっかけになることにも気が付いています。
そんな、全体を見渡して気を配ることが出来る存在なのです。
(個人的に評価が高いのは、「それでいて威張らない」という面も大きかったりします。)
因みに、一番好きなキャラクターはキツネです。出番が少なくて残念です。
少年が乗船する際に、「行け、革命者!」と言って送り出します。
冒険の背中を押す存在は、どんな作品でもかっこいいですよね!
2.クジラが味方は強い
航海中、敵の医者が乗る船からの砲撃を受けます。
それを撒くために登場したのがシロナガスクジラ。
ロープで引っ張ってもらい逃げ切るわけですが、あまりにスケールが違い笑ってしまいました。
30mの味方がいたら、単純に敵船ごと沈めることも可能ではないでしょうか。
ドリトル先生は世界中のどんな動物ともコミュニケーションをとることが出来るのです。自宅周辺の、仲の良い動物とだけではないようです。
主人公側ながら恐ろしい戦力を備えているな、と感じました!
また、この敵医者というのはドリトル先生の大学の同級生でした。彼は現在、獣医ではなく医者なのですが、最終的にはコウモリの言葉がわかるようになります。
本作でドリトル先生と対立する経緯は、地位を得るために、イギリス女王の毒殺計画に加担したためです。
コウモリの件から、「人間性はともかく、才能はあった」とも読み取れますね。
しかしながら、ドリトル先生は、他にもタコ、アリ、トンボ等々、種を問わずに会話していくのだから、飛び抜けているのです。
3.ドラゴンも医者として倒す
今回の冒険は、イギリスの女王の病(仕組まれたもの)を治すために、とある島にしか生えない木の実を持ち帰るためです。
最後に立ちはだかるのがドラゴン。炎も吐けます。
よく考えれば、「動物と話せること」は十分ファンタジーなのですが、ドラゴンの登場で再認識しました…!
おもちゃコーナーでシュライヒの棚を眺めている気分ですね。
所謂「冒険もの」との差別化ができない心配が出てきましたが…、大丈夫でした。しっかり治療しています。
実はこのドラゴン、長年に渡り木の実を守り続けてきたため、これまでに食い殺した兵士の鎧が体内に溜まっていたのです。
つまり、「ドラゴン退治」は「便秘治療」で解決したわけです。
もちろん、暴れまわるドラゴンの肛門に近づくことが出来たのも、ドリトル先生の会話術があってこそ。しっかりとキャラクターの個性を活かした展開だったので、気持ちよく見終えることができました。
ところで、ドリトル先生が動物と話せることはすごいとして、動物同士が種を越えて話せるという裏設定もあるのでしょうか。
・人間の業 ・人間が進化の過程で失った器官 ・実は誰でも会話できる |
私は、こういう切り口から「本当は怖い作品」のようなメッセージも楽しめる側の人間です。
4.まとめ
・ドリトル先生は、世界中の生き物と話せる。 ・人間以外の動物は共通言語を持っている。 |