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ドラえもんのび太の月面探査機の感想!泣けるけどポスターのシーンはすぐ終わる!

 
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こんにちは! いわきのブロガー・まだやるよ です。

今日は『ドラえもんのび太の月面探査記』の感想です。

ネタバレはします!

■ 目次

1.あらすじ
2.子供を映画好きにさせる映画
3.ポスターの要素は少ない
4.泣いたけどね
5.原作とも比較したい
6.まとめ
7.最後に紹介しておきたいこと

1.あらすじ

【STORY】

謎の転校生、そして月の裏側に隠された真実とは…!?



月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。


そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子供たちと出会う。


すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまう!



はたしてのび太たちはルカを助けることができるのか!?



【月の裏 文明説】


人類にとって身近でありながら、なかなか行くことができない場所・月。


月の自転と公転の周期が同じことから、月は地球にいつも同じ面を向けています。それが理由で地球から月の裏側を観ることはできませんでした。そこで考えられたのが「月の裏 文明説」。現在は宇宙開発が進んだことで月の裏側も観測できるようになりましたが、日本でも古くから月うさぎが住んでいると考えられるなど、月という存在は世界中の人々の想像力をかきたててきました。


公式サイトより

漫画やアニメで「月」を扱うのは、どこかスケールの小さい印象を覚えてしまうのは私だけでしょうか。その手のニュースにも反応することなく過ごしていたので、月くらい近い星に関しては調査済みとばかり勘違いしていました。

ところが調べてみると、月はやっぱり宇宙であって、調査も理解も現在進行形であるようなんです。

・1994年、アメリカ合衆国の探査機「クレメンタイン」がカメラ撮影とレーザー距離計による月全体のデジタル地形データ測定を行う。

・2007年、日本の月周回軌道衛星「かぐや」が打ち上げられる。2008年には世界で初めて月の裏側の重力分布を計測し、2009年には月の裏側の低高度観測を実施している。

・2015年、アメリカ合衆国の人工衛星「ディスカバー」が地球の前を横切る月の裏側の撮影に成功する。

・2019年1月3日、中華人民共和国の「ジョウガ4号」が人類史上初の月の裏側への着陸に成功した。着地地点はフォン・カルマン・クレーターとされる。



ウィキペディアより

そうです。2019年においても月はとってもファンタジーなのです!

2.子供を映画好きにさせる映画

観ながら随所に「この設定どっかで見たことあるぞ」という感情が。SF映画では避けて通る方が難しいのかもしれませんが、『スターウォーズ』だけは挙げさせてほしいのです!

遠い星から戦艦でワープしてくる敵組織(かぐや星人)。その中でスポットが当たるのは上司も部下もいる素顔を隠した指揮官。ビジュアルまでダースベイダーに寄せなかったのがせめてもの救いでしょうか…。

彼らが探しているのは、のび太たちとの友情を描く本映画のゲストキャラ「エスパル」と呼ばれる11人の存在です。エスパルは特殊な力を持っているため、かぐや星人は生きたままの捕獲を試みます。エスパルを発見したシーンの小型船でのカーチェイス(?)にもスターウォーズへのリスペクトが窺えます。

中盤で明らかになるのですが、実は素顔を隠している指揮官と、敵組織のトップとで、エスパルを捕える目的に違いがありました。

・ゴダート(指揮官):エスパルの植物の生命力を向上させる力により、荒廃してしまったかぐや星をもとの姿へ戻したい。実はエスパルは人工生命で、ゴダートはその科学者の末裔。


・ディアボロ(敵の親玉):エスパルのエネルギーを利用して軍事力拡大を狙う。侵略・破壊主義であり、その正体は機械。

最終的には、ゴダートと協力してディアボロを倒し、かぐや星の軍隊はドラえもんの道具【わすれろ草】でエスパルについての記憶を消してハッピーエンドとなるわけですが、

「ラスボスが機械」、「記憶を消して日常に」という点でも映像が浮かんでくる作品がありますよね!こういうことを考えると、自分たちが昔見てきたアニメ映画にも設定が重なる元ネタがあったりするのかなと。そんな視点で探すのも楽しそうだなと感じました。

また、物語の展開として私が期待してしまっていたのが「能力バトル」についてでした!

そもそも本作の導入は【異説クラブメンバーズバッジ】というドラえもんの道具で、「月にはウサギが住んでいる」という異説を、バッジを付けたメンバー同士でだけ共有することができる道具です。

月の裏側に作ったウサギ達の世界も【異説クラブメンバーズバッジ】をつけていない敵組織からは見ることができません。これを利用して身を隠す、傷を癒すという技も使えます。

そこに、中盤でそれを逆転させてしまう【定説バッジ】が登場します!のび太の異説で誕生した月のウサギ達が【定説バッジ】をつけることで、誰の目からも実在することになり、最終決戦ではウサギ達も加勢して戦うのです。

…ということは!逆転の発想をすれば、ラスボスそのものを存在しないことにもできやしませんか…!

かぐや星人を統率する機械のディアボロという存在を異説にしてしまうのかなと予想しながら見ていました。

まぁ、結果的には少年漫画的なパワープレイでしたが(笑)

偏見かもしれませんが、映画のラスボスって反則的に強いものなんです。修行する期間を経て、ねじ伏せるには2時間じゃ足りません。(というか、のび太たちは短期間に事件を片付けて、学校に通って大人にならなければなりません!)


・溶岩に落とす、爆発に巻き込む。
・敵の弱点となるアイテムがある。
・後方支援の仲間が逆転までのステップを完遂する。

等々。


いずれにしても、真っ向勝負で決着がつかないほど強大な存在である場合が多いのではないでしょうか。

前半での「絶対にバッジを外しちゃだめだよ」という伏線がもっと活かされていれば、映画を鑑賞した少年少女はたちまち映画好きになっていたことでしょう!


3.ポスターの要素は少ない

もちろん本編も楽しめたのですが、今作はポスターが秀逸!キャッチコピーもご紹介します。

・「道は違っても、同じ光を見上げている。」
・「万有引力があるんだね。離れてたって友だちには。」
・「思い出だって、思い出さないと消えてしまうから。」
・「子どもの頃、世界を救いたかった。今夜は、あいつを救いたい。」
・「大人のフリが上手な人が、大人なだけだよ。」
・「帰り道がわかっているから、どんなに暗くても怖くはない。」


正直、ポスターの出来が良すぎるだけに期待値が高まりすぎた面がありました。キャッチコピーの感動を見たくてこの作品を鑑賞したようなものです。

海外作品を日本の配給会社がポスターを作った場合には成功例と言えるでしょうけど、製作が国内ならばもっと統一感があっても良かったのかなと。個人的にはポスターに寄せてほしいところ…!

月の裏側でかぐや星人によってエスパルの仲間が捕えられ、命からがら逃げのびたのび太たちも【どこでもドア】が破壊されてしまいます。のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンは19:00に再び宇宙船での出発を約束し一度帰宅します。

この辺で半分。ここが一番盛り上がるのに。

この余韻のまま、そしてこの方向性のまま、クライマックスに突入してほしかったです。

4.泣いたけどね

前述の通り、ポスターでの期待値が高かっただけに、既にピークは過ぎてしまいました。後はいつものドラえもんです。安定のドラえもんです。

また、映画版ジャイアンはの男気はしばしばネタにされますが、本作品でも健在でした!

個人的に好きなシーンはラスボス・ディアボロとの決戦時での万事休すの場面。のび太とスネ夫は「まだ死にたくなーい!」「ママー!」と大泣きしているのとは対照的に、ジャイアンは「ぼこぼこにしてやりたかったぜ…!」と最後まで相手と向き合っている姿が最高にかっこいい。

粋なセリフが大好物です。それだけでも泣けます。

というか、実生活において荒んだ心を洗うには感動して泣くのは一つの手段だと思っているんですよね。泣きたかったから泣きに行ったっていうのが正しいところかもしれません。

ここに映画版ジャイアニズムが加わると、鑑賞後に「自分も頑張らなきゃな」って思えてくるのです。

ということで、私にとっての泣き所は2か所!みんなが月に向けて再集合するところと、映画版ジャイアニズムです!

5.原作とも比較したい

今回の映画は、原作コミック23巻の「異説クラブメンバーズバッジ」を原案としているそうです。1本の映画としてはテーマが散らかっていて残念ですが、「ドラえもん映画」ということでそれもありなのかなと。

実は私は、原作の「映画化」よりは「原案」に賛成派です!全く同じ構成にする必要はないですし、ここに映画版の視点や切り口があった方が映画らしいとさえ考えています。

(実写版のデビルマンも、ハリウッド版のドラゴンボールも、最初は嫌いでしたがつまりそういうこと。)

シリーズで連続するにしても、途中から見始めた人が置いてけぼりになるようにはしてほしくなくて。1本でも独立して楽しめるのが映画の良さではないでしょうか。

ちなみに本作の原案となったドラえもん23巻では、舞台は月ではなく地底となっているようです。導入部分の道具が「異説クラブメンバーズバッジ」というだけで、後付け設定がいかに多いかということですね。

これを踏まえると、「原案としているから」散らかってしまったというよりは、「キャッチコピーが多かった」ことが原因だったのかもしれませんね。付け足しと肉付けの差を感じずにはいられませんでした。

調べてみると、キャッチコピーは先に紹介した6つ以外にもまだあるようです。

・ともだち歴、46億年。
・信じる力が僕らをつなぐ。
・ぼくは、想像力を信じる。
・わたしは、未来を信じる。
・おれは、友情を信じる。
・ぼくは、愛を信じる。
・ぼくは、みんなを信じてる。
・月のうさぎに逢いに行こう。
・僕らは、想像力を信じてる。

以上、全15種類。多すぎでは?(汗)

と、ここまで残念だった面が前面に出てきてしまいましたが、原作において1コマでもそんなシーンがあるのであれば、私は手のひらを返したように擁護に回りますよ!

今後の立ち位置をどうするかを考えるうえでも原作を読んでみたいと考えいています。

単純に比較する楽しさというのもありますよね!

6.まとめ

・ドラえもん映画としては正解かもしれない。ただ、ポスターのシーンはすぐ終わる!設定はSFの王道なのでもっと感情に訴える作品にしてほしかった!


・泣こうと思って泣きに行くのには最適!

7.最後に紹介しておきたいこと

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