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インスタクイーンのあらすじと感想。写真の目的と対象と使い道は人それぞれ。

 
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こんにちは!いわきのブロガー・まだやるよです。

今回は2018年の短編映画『インスタクイーン』の感想を書きました。

『ワダツミセブン』の羽賀慎一郎監督の作品です。

■ 目次

1.あらすじ
2.納豆で好感度
3.インスタ投稿しない奈津子
4.まとめ
5.最後に紹介しておきたいこと

1.あらすじ

写真投稿SNS「インスタ」にはまる水野ひとみは、クラスの人気グループに取り入り華美な生活を送り、写真をインスタに登校し「イイネ」をもらうことを生きがいとしていた。あるとき、ひとみの幼馴染であり写真オタクの「ダサイ」奈津子がいじめの対象となり、ひとみもその片棒を担ぐことになるが……。

DVDパッケージより

昼休み。水野ひとみが大量のパンを抱えて廊下を歩いていると、誰かを非難する声が聞こえてくる。教室では蛭田奈津子が弁当に納豆を広げており、その臭いが原因でクラスメイトに揶揄われていた。

その場を遮り、奈津子を屋上へと送り出すひとみ。「空気を読もうよ」と気遣う声を掛けると、再び教室に戻り愛想笑いでその場をやり過ごす。

ひとみの生活はインスタが中心となっていた。カラオケでは友人たちとの自撮り、カフェでは飲まないコーヒーの注文をするなど、全ては「イイネ!」を得るための行動をとるのだった。

一方の奈津子は、クラス内の派閥に属することなく地味な学園生活を送っていた。ひとみのグループには目を付けられており、放課後に街で出くわすと因縁を付けられる始末。しかし、臆することもなく冷静に受け流す。

学校での派手な振舞いとは打って変わって、家でのひとみは庶民的な生活を送っていた。納豆を食べるための調味料を吟味する。それでも、インスタ上での見栄はあるので、姉のコートを勝手に持ち出したり、熱があるのにベランダで撮影をしたり、宅配便の受け取りにはしっかりメイクを整えたり、と余念がなかった。

ある日ひとみは、奈津子への嫌がらせの片棒を担ぐことになる。奈津子のカメラを盗み、女子更衣室を撮影して、再び戻すというものだ。持ち物検査の際にその画像は先生の目に触れ、カメラは没収されてしまう。

その後、バス停で偶然会うひとみと奈津子。一対一で話す機会は久しぶりの様子。次のバスが来るまでの時間、奈津子の家に寄る。実は、2人は同じ中学校の卒業生で、高校入学を機に「変わったひとみ」と「変わらない奈津子」であった。

奈津子の目にはひとみが無理をしているように映っていた。同じ「写真」を趣味としていながら、方向性の違う2人。ひとみは奈津子に、周囲に打ち解けることを提案し、すっぴんで地味だった奈津子に化粧を施す。

メイクが終わり鏡を覗くと、華やかな変わり様に驚く奈津子。ひとみも自慢気に「これならみんなとうまくやっていける」と背中を押す。さらに、写真の得意な奈津子にインスタを勧めるのだった。

しかし、奈津子の返事は「私が撮りたいのは、ひとみの撮っている写真と違うから」と断ってしまう。ここから2人の友情に溝ができてしまった。

その後も、ひとみはインスタ第一で生活を送る。美容室では、細かく髪型の指示を出して店長も呆れるほどで、自己満足と紙一重になっていた。稀に炎上すると、友人からは、アンチを見返すためにプロに撮ってもらうことを焚き付けられ、更に深みにはまっていく。

プロからの撮影は、初めは友人達もいる中で屋外で行われたが、続く室内撮影ではラブホテルの一室で行われ、友人達は席を外すことを求められる。実はこのカメラマンはひとみを襲うつもりで撮影に臨んでいたのだ。友人にも、ひとみにも現金を握らせて詰め寄ってくる。

不意にスマホに目を配ると、インスタには奈津子からのコメントがついていた。「そんなに「イイネ!」欲しい?」。雑誌グラビアへの進出を匂わす言葉を振り切り、立ち去ろうとするひとみ。しかし、腕をつかまれ引き止められる。

インスタが全てだったひとみは、大切なスマホを渾身の力で振り下ろす。画面には大きくひびが入り、カメラマンは流血しながら倒れ込む。部屋を飛び出そうとした瞬間、外から何者かのカメラのフラッシュが光った。

奈津子が現場写真を押さえた。このカメラマンは地元の写真界隈では有名で、撮影を餌にして女性を連れ込む常習犯だった。「写真って面白いよね。人によって撮る目的も、撮りたいものも違う。撮れた写真の使い方も違う。」。奈津子に救われ、ひとみはその言葉を噛みしめた。

後日、再会する2人は改めてお互いに謝った。じゃれ合う様子を瞬時に自撮りした写真は、中学校卒業式での写真と同じ構図となった。奈津子の口からは、本物の「イイネ!」がこぼれるのだった。

2.納豆で好感度

序盤の納豆のシーンで確信しました。この子はいい子だと。

心に刺さった理由として、「プライベートな時間をどのように過ごしているか」という視点で、ちゃんと自分自身の楽しみを見出していたからです。インスタでの評価ばかり気にしているようでも、染まりきっていない。

納豆を食べるためにあの量の調味料を並べているということは、日常的にやっている証拠ですね。ここに行きつくまでのドラマもあったんだろうな。

好きなものを、周囲の目を気にして公表できないことは、往々にしてあり得ますよね。背伸びをして違うグループに加わろうとする気持ちは、大人も子供も関係ないですね。

そんな等身大の姿が非常に好感をもてました!

納豆よりもダサいとするならば、友人たちの行為でしょう。

作中では明確に描かれていませんでしたが、炎上させたのが友人だったら質が悪い。会話の流れや誘導から察するに、個人情報の公開や、誹謗中傷はひとみの悪友の仕業とも受け取れます。

SNS社会では起こり得ることですが、これを防ぐ手立ては、「虚勢を張り続けないこと」だと思うのです。つまり、正直に生きること。ネットと現実での裏表を作らずに、人間対人間(時には弱みや、謝罪を交えながら)のツールとして運用することかなと感じました。

だからこそ、ひとみには今後は納豆の写真もバンバン更新してほしいと感じました。

それにしても、400イイネは羨ましいな。

3.インスタ投稿しない奈津子

あれだけ写真が好きなのに、SNSはやらないなんてもったいない。実力があればこそ、顔出し無しで、パーソナルな情報を明かさずとも戦えると思うのです。

だから、奈津子もじきにインスタもやるだろうなと読んでいたのですが、以外に芯がしっかりしていました。

「写真って面白いよね。人によって撮る目的も、撮りたいものも違う。撮れた写真の使い方も違う。」

この台詞は深いですね!

確かに、「目的」と「手段」の違いを指摘する自己啓発本も多い気がします。それぞれを改めて比較するとこんな感じでしょうか。

・ひとみ:【目的】承認欲求、【対象】自分、【使用】インスタ

・奈津子:【目的】写真展、【対象】風景・動物、【使用】自室で厳選

・カメラマン中田:【目的】職権乱用、【対象】人物(ポートレート)、【使用】出版社へ売り込み

それに倣って、私も便乗するとこんな感じです。

・まだやるよ(私):【目的】軌跡を残す、【対象】生活圏、【使用】アルバム

私自身は、主に顔を晒してブログとTwitterを使っているのでSNS擁護派ではありますが、確かに「イイネ!」を取りにはいっていないことに気が付きました。

私の場合、外食、観光を始めとした普段の生活や、「死ぬまでにやりたいこと」と題した自分の挑戦を撮り溜めている中で、他人が顔出ししていないものをSNSで更新しています。つまり、主軸はプリントアウトする写真です。

人気者を目指して格好よく撮ることは、逆に恥ずかしいです。

そういう意味では、SNSの価値観はひとみとも違いますね。(女子高生と30代の男が、同じベクトルでSNSを運営して成り立つわけが無いのですが…。)

話を戻しますと、奈津子は写真の技術だけでなく、写真との向き合い方まで分析できて、末恐ろしいと思いました!

特に、芸術系の才能がある子は、人付き合いが上手ではない場合も多いです。だからこそ、他のグループに溶け込むのが上手いひとみとの絆は大切にしてほしいですね。

4.まとめ

・「写真って面白いよね。人によって撮る目的も、撮りたいものも違う。撮れた写真の使い方も違う。」
・私は自分の生きた軌跡として撮る!

5.最後に紹介しておきたいこと

製作:風見映像スタジオ

水野ひとみ役:吉田紗莉奈さん(InstagramTwitter)

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