鬼滅の刃の感想。1巻で修行して、2巻で宿敵と対面。3巻以降も楽しみ!

こんにちは!いわきのブロガー・まだやるよです。
少々遅れをとりましたが、話題に乗っかるために『鬼滅の刃』の読んでみました。今回は1巻と2巻の感想です。
2016年から週刊少年ジャンプで連載されて、本誌では完結済み。最新刊である22、23巻は2020年6月18日発売です。
■ 目次 1.修行をする(1巻) 2.宿敵目視(2巻) 3.共感部分は即ツイート 4.まとめ 5.最後に紹介しておきたいこと |
1.修行をする(1巻)

まずは1巻について。
主人公炭治郎(たんじろう)が外出から帰宅すると、家族が殺されていました。辛うじて息のあった妹の禰豆子(ねずこ)を背負って町を目指しますが、禰豆子は途中で鬼化しています。傷口に鬼の血を浴びると、人間は鬼化してしまうのです。
鬼と化した禰豆子は炭治郎に襲い掛かります。その時、義勇(ぎゆう)が現れ炭治郎を助けに入ります。しかし、禰豆子を殺そうとする義勇に対して、炭治郎は見逃してくれるよう土下座をして嘆願します。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」
義勇からの喝に、何とかしてこの場を切り抜けなければならないと感じた炭治郎は、捨て身の奇襲を掛けます。しかし、失敗に終わった次の瞬間、鬼になったはずの禰豆子が、身を挺して炭治郎を守る姿がありました。
その光景を見た義勇は、禰豆子が通常の鬼とは何かが違うと感じました。さらに、炭治郎の将来性を見込み、剣士を育てる左近次(さこんじ)のもとを目指すように告げるのでした。
…とまあ、ざっくりとしたあらすじはこんな感じです。
ちなみに、おでこに「ム」があるいわきの鬼とは違います!
以下、個人的な見どころをご紹介します。
奇襲攻撃
・斧を上に放って、自分が斬られたあとで相手を倒そうとする。
炭治郎は、義勇との実力差が大きいと判断したため正面突破はできないと考えました。石を投げつけた瞬間に、義勇からの死角となる木の陰を利用し、斧を上方へと放り投げます。
さらに自身は、姿勢を傾けて、斧はまだ手に持っているふりをして義勇に接近します。当然、ここで義勇からの一撃をもらい倒れこむのですが、斧は義勇の頭部スレスレの位置へと落下してきました。
「弱いなりの戦い方」って見ていてワクワクしますよね。さらに言うと、土下座でさえ兵法の一つだと思うので(炭治郎にその意図はなくとも)、感情を露わにしてしまった義勇も十分少年なのかなと感じました。
修行開始
・簡単と思える課題(山を下る)が分析、継続が必要
義勇の指示に従い、左近次と出会った炭治郎。禰豆子を左近次の家に置くと、2人は山に登ります。この山を下りて左近次の家に戻ることこそが修行の内容でした。
麓までの道には罠がいくつも仕掛けられています。嗅覚が自慢だった炭治郎は、人の臭いを感じ取り、罠の位置を見抜きますが体の反応は追いつかず、傷だらけになりながらも進みます。
この山下りは徐々に険しい山、危険な罠へと変わりながら、毎日行われました。また、組手や呼吸も取り入れながら1年間続き、最後には左近次から「もう教えることはない」と告げられます。
命を落とさないために罠を躱す危機回避能力も、移動を主体とした体力向上も、非常に実務的と感動しました。私自身、日々の活動を見直すきっかけになりそうです。
炭治郎日記
・基礎的な事(息止め、柔軟)の記録が役立つ
1年間の山下りを終え、最後に出された課題は「多きな岩を斬ること」でした。この時を境に、左近次からのアドバイスは無くなり、炭治郎は自分で試行錯誤しながら岩と向かい合います。
このときに役に立つのが日記でした。教わったことを書き留めていたため、自主的に反復練習が可能でした。
ここ!ブロガーを名乗る私としては、もっと大きく描いてほしかったシーンでもあります。記録の力って本当に侮れないですよね(あと、忘却の脅威も…!)
半年後、錆兎(さびと)と出会い、左近次からの教えを知識としてしか身に付けていないことを指摘されます。つまり、体に叩き込まれていないというのです。
もちろん、記録だけでは自分のスキルにできたとは言い難いですが、スキルにするためには言語化は重要な要素だと思います。
2.宿敵を目視(2巻)

続いて2巻について。
左近次からの修行を終え、鬼殺隊の最終選別のために別の山へとやってきた炭治郎。この山にはたくさんの鬼が閉じ込められており、ここで7日間生き延びることが鬼殺隊の合格条件でした。
今回の参加者は約20人ほどでしたが、最後まで生き延びたのは4人だけ。無事合格した炭治郎は左近次、禰豆子のもとへと帰ります。新たな刀と装束と伝令用のカラスを手に入れ、鬼狩りとしての最初の仕事に臨むことになりました。
その後、鬼狩りとしての2件目の仕事では、自分の家族を殺した鬼・無惨(むざん)であろう臭いに気が付きます。しかし、無惨は人間の妻と子供を連れて歩いており、人違いであろう、と躱します。
そして、無惨は騒ぎを起こして立ち去るために、通行人を傷つけて鬼化させるのでした。
…とまあ、ざっくりとしたあらすじはこんな感じです。
もちろん、いわきの鬼とは違います。
鬼にも人間の時代がある
・敵の死でさえ悼むことが出来る炭治郎
炭治郎が最終選別で苦戦した鬼にも人間だった過去がありました。兄を噛み殺し、次第にその兄の記憶も失ったのでした。死ぬ間際の鬼から、炭治郎は悲しい匂いを感じ取り、その手を握り祈るのでした。
「神様どうか、この人がこの人が今度生まれてくる時は、鬼になんてなりませんように」
鬼は炭治郎から蔑みの目を怖れていただけに涙します。
この要素は重要だとは思っているのですが、序盤で主人公が優しすぎると、後半は成長と共に非情になってしまわないか心配です…!
じゃあ、どうするか
・「失っても生きていくしかない」境遇を悲観するだけでは始まらない
最終選別から15日後、鬼狩りとしての最初の仕事に挑む炭治郎。町で少女が行方不明になる事件について取り掛かります。婚約者を失った和巳(かずみ)と行動を共にします。
無事、事件の犯人である鬼を倒すことはできましたが、消えた少女たちは既に食べられた後でした。和巳は炭治郎の慰めにも反発します。
この時に炭治郎の鍛えられた手に触れることで、炭次郎の境遇を推察し、その場で謝罪をするのですが、
当の炭治郎は最後まで自己紹介も語りもせずに立ち去ります。かっこいい。抽象的な表現が活きるのは、辛い過去を持ち合わせているから際立つと感じました。
和巳にもしっかり前を向いて歩いてほしいものです。
属性を越えた仲間
・遭遇した騒動で、立場を越えて手を貸した珠代
2つ目の鬼狩りの仕事で、炭治郎は自分の家族を殺した無惨と遭遇します。無惨は通行人に傷を負わせ、炭治郎の追跡を躱そうとします。通行人は鬼化し、炭治郎は鬼を取り押さえることで精一杯になります。
この際に、手助けしてくれたのが珠代(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)でした。2人は鬼でありながら、無惨を倒したいと考えている人物です。
残念ながら2巻の時点では大きな見せ場はありませんでしたが、今後の展開として2人の活躍に期待しています。
物語には欠かせない枠ですよね。例えば、敵陣営の中の味方、別の学校の友達、身分を差を気にしない上流階級等々。物語の幅を持たせる意味でも、より多くの立場があると面白くなります!
3.共感部分は即ツイート
さて、単行本の感想は一旦ここまでにして、もう少しブロガーらしいことも書いておきましょう。
漫画に限らずですが、ブログでは「感想」が一番書きやすいと考えております。常々感じているのですが、ネットに溢れる「ブログのノウハウ」はレベルが高いです。いきなり始めると挫けます!
初心者ほど感想を大事にするべきです。
漫画を読んだら一言ツイート!映画を観ても一言ツイート!この習慣がつけば、遊びも食事も、全てがネタに活きてきます。こちらの記事も参考にしてみて下さい。
ここまでの私の『鬼滅の刃』の感想も、漫画を読んだ当日に一度ツイートしたものを少々膨らませただけです。
改めて言いますが、自分の紹介した商品が誰かの購入に繋がるという、所謂「ビジネス」として文章には技術が必要です。だからこそ、より簡単な方法として自分自身が楽しむ「感想」を私は推します。
なぜなら、続けることこそが一番の武器になると考えているからです。
・ゾンビものの要素もあり精神的にキツイ。
・全体的にあっさりした印象。呼吸がテーマであることは、読者が真似できる要素で良い。
・随所の禰豆子のギャップが可愛い。ゴロゴロしがちなパワータイプ。点目で忠実。
箇条書きでも意外に役立ちます。自分の言葉の積み重られることがブログの良さですよね。
本当に稼げているのかもしれませんが、どこかで見たことのあるテンプレートでは「人の心は動かせないのでは…」と思うばかりです。
・読んだら簡単でも構わないので、ツイートをしておく! |
4.まとめ
・1巻で修行して、2巻で宿敵と対面。3巻以降も楽しみ。 ・読んだら簡単でも構わないので、ツイートをしておく! |
5.最後に紹介しておきたいこと
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