鬼滅の刃7巻感想。無限夢列車編!映画の顔ぶれ登場で楽しみ。

こんにちは!いわきのブロガー・まだやるよです。
今回も引き続き、『鬼滅の刃』の感想を書いていきましょう。第7巻です!
前回の記事はこちら。
■ 目次 1.人たらし 2.凄くて腹が立つ 3.感動シーンが楽しみ 4.まとめ 5.最後に紹介しておきたいこと |
1.人たらし
しのぶの屋敷での機能回復訓練を経て、煉獄杏寿郎に会いに行くことにした炭治郎一行。
これまでも炭治郎の優しさは描かれてきましたが、今回は少し違った形になりました。
それは「他人に認められる」という点です。炭治郎の心の綺麗さが及ぼす、周囲への影響は非常に大きいです!
倒した鬼への情けでは、その反応が炭治郎に届くことはありませんでした。
しかし今回は、機能回復訓練に協力してくれた栗花落カナヲや少女達が、炭治郎の人格に対してしっかりと反応を示しています。
読んでいるこちらまで嬉しい気持ちになりますね。
カナヲはしのぶよりも感情が乏しい人物です。自分で決断することが苦手なので、硬貨の裏表であらゆる選択をします。
炭治郎はカナヲに対し、「心のままに生きること」を勧めるために、自ら硬貨を投げます。
偶然だよ
それに裏が出ても表が出るまで
何度でも投げ続けようと思ってたから
『鬼滅の刃』7巻より
善逸のように下心があるわけではなく、無意識の振る舞いができるのはカッコいいことです。
私にとって好きなキャラクターは伊之助なのですが、炭治郎の行いが道徳的であればあるほど、
伊之助との「噛み合わなさ」も際立ち、笑いに繋がるのかもしれませんね。
炭治郎が次第に周囲から認められる存在になる度に、私もまた炭治郎を認めてしまうようです!
2.凄くて腹が立つ
新作映画「無限列車編」は7、8巻がベースとなっているようです。漫画では「無限夢列車」となっています。
今回の鬼は、相手を眠らせてから、夢の中で「精神の核」を破壊することで、肉体を無力化させる、という戦法です。
「炎柱」煉獄杏寿郎に会うために汽車に乗り込んだ炭治郎達。
しかし、杏寿郎も眠らされてしまい一行は鬼に先手を許します。
箱の中に隠れていて、眠らせられることのなかった禰豆子のお陰で、戦闘不能に陥る危機は回避します。
ここからの杏寿郎の状況判断能力、指揮力は流石です!
普段は素直ではない伊之助も、認めざるを得ませんでした。
ギョロギョロ目ん玉に指図された!!
でもなんか…なんか…
なんか凄かった
腹立つぅぅう!!
『鬼滅の刃』7巻より
杏寿郎の戦闘シーンは次巻以降となりましたが、既に頼れる兄貴の雰囲気がありますね。
「水柱」義勇ともまたタイプの違う兄貴ですので、一応カテゴリー分けを。
人の心を掴む資質が高いですよね。
無惨にも見習ってほしいものです。
・栗花落カナヲ →「思考停止・感情欠如」型 ・煉獄杏寿郎 →「責任感・面倒見が良い」型 |
劇場版はとても感動する、という情報だけは耳にしているので、杏寿郎の活躍に期待しています!
夢の中で登場する、父親と弟が絡んできそうですね。
また、過去編という意味では、巻末番外編でのしのぶにも込み上げるものがありました。
姉が鬼に殺される前は、キリっとした性格だったようです…!
みんな何かを背負って生きているんですね。
3.感動シーンが楽しみ
劇場版は何度も映画館に足を運ぶ人が続出するほどの大ヒットぶり。
上映作品数のバランスの問題も指摘されているようですが、否定してばかりいるよりは、このブームを楽しみたいと考えております。
個人的には感動して泣きたいのです!
柱を辞め悲観的になった父親と、父親に認められたい弟、その狭間にいる杏寿郎。
「どんな戦いがあるか」より「どんな人生があるか」が楽しみですよね。
そして千寿郎 お前は俺とは違う!
お前には兄がいる 兄は弟を信じている
どんな道を歩んでも お前は立派な人間になる!
燃えるような情熱を胸に
頑張ろう!
頑張って生きて行こう!寂しくとも!
『鬼滅の刃』7巻より
『鬼滅の刃』は2016年から連載されているようですが、
私は世のブームに乗り遅れながらも、今年6月から単行本を読み始めました。
極力、ネタバレに触れることを避けながら読み進めているので、せっかくならこの記録的大ヒットを正面から体験したい…。
核心部分は次8巻に譲るとして、
今回の敵が、肉弾戦に留まらない「眠り」を操る鬼であるが故に、ドラマティックな駆け引きが期待できそうですね。
泣く準備を整えて、8巻を買いに本屋さんへ行こうと思います。
4.まとめ
・映画の顔ぶれの登場で楽しみ!どう感動させてくれるのだろう。 |