鬼滅の刃9巻感想!遊郭潜入で花魁と対決。宇髄の妻を救出せよ。

こんにちは!いわきのブロガー・まだやるよです。
今回も引き続き、『鬼滅の刃』の感想を書いていきましょう。第9巻です!
前回の記事はこちら。
鬼滅の刃8巻感想!勝利の定義は人それぞれ。双方勝利の無限列車編完結!
■ 目次 1.山の王の直感が冴える 2.核心に迫ると消される 3.ヒノカミ神楽で善戦 4.まとめ 5.最後に紹介しておきたいこと |
1.山の王の直感が冴える
まず、私の好きなキャラクターは伊之助です。(過去記事もよろしくお願いします。)
第9巻でもしっかり笑いのつかみになっていました!
俺は山の王だ
よろしくな 祭りの神
『鬼滅の刃』9巻より
遊郭に潜入捜査を行っていた、宇髄天元の3人の妻(くノ一)からの定期連絡が途絶えました。
宇髄、炭治郎、善逸、伊之助の4人は、彼女らを助けるために出発します。
宇随はこんな人です。
・宇髄天元(音柱) →「派手好き・自己陶酔」型 |
宇髄は経緯の説明をする際に、自身のことを「神だ」と語ります。
思考性は伊之助に近いようで、「派手を司る、祭の神」に対する伊之助の返事が、「山の王」というわけです!
言うまでもなく“自称”というわけですね。
それでいて、伊之助の反応を「キモイ」と否定する宇髄。笑えます。
(その他の言動は常識人であるようにも見受けられますが…。)
炭治郎と伊之助の、噛み合わない感じにも笑えましたが、
宇髄と伊之助の組み合わせも中々面白いです。同族嫌悪であることに、本人は気付かないものですね。
2.核心に迫ると消される
今回の鬼は十二鬼月の「上弦の陸・堕姫」です。
実力的には、十二鬼月の中で6番目、無惨も含めて作中で7番目に強いということになりそうです。
そして、歴代の柱7人を殺しているほどの実力者!
そういうことはね
気づいた所で 黙っておくのが
“賢い生き方”と いうものなんだよ
『鬼滅の刃』9巻より
堕姫の正体に勘付いた女将さんは既に殺され、
潜入捜査中だった宇随の妻・雛鶴も監視下に置かれ身動きが取れずにいました。
他にも多くの女性が、怪我、足抜け(借金が返せず逃げ出すこと)、自殺に追い込まれてしまう惨状だったのです。
普段は遊女になりすまして身を隠す堕姫にとって、遊郭は人間がいなくなっても騒ぎになりにくい絶好の場所でした。
ここまでの構図はこんな感じです。
・炭治郎VS.堕姫 ・伊之助VS.帯(堕姫の手下) ・善逸:伊之助の援護(気絶中) ・まきを(宇髄妻)、須磨(宇髄妻):伊之助の援護 ・雛鶴(宇髄妻):離脱中 |
伊之助のもとに宇髄が駆けつけたシーンで9巻終了です!
色々解決するのは10巻以降のお楽しみ、ということろでしょう。
【泣き】も、【粋】も、【燃え】も無くて少々残念でした。
3.ヒノカミ神楽で善戦
炭治郎VS.堕姫。
戦いの中で炭治郎は、自分が水の呼吸に適した体ではないことを気に掛けます。
連発ができる「水の呼吸」と、一撃の威力が大きい「ヒノカミ神楽」。
煉獄さんの死から4か月、ヒノカミ神楽の修行もしたことで炭治郎は食らいついていきます。
戦えてる 上弦の鬼と……
“ヒノカミ神楽”なら通用するんだ いや
通用するだけじゃ駄目だ!!
勝つんだ 自分の持てる力全てを使って必ず勝つ
守るために 命を守るために
二度と理不尽に奪わせない もう二度と
誰も 俺たちと同じ悲しい思いをさせない
『鬼滅の刃』9巻より
前述の通りですが、決着は次巻以降に。
堕姫のドラマがあるわけでもなく、淡々とした印象に終わってしまいました。
「遊郭編」という意味では前編にあたるということでしょう。
話の展開としても、感動シーンが無くて少々物足りなかったです。煉獄さんが守り抜いた8巻と比べると…。
堕鬼もまきを・雛鶴・須磨も、素敵なスタイルをしているが故に、9巻はお色気パートという位置づけにしておきましょう。
このあとに、ドラマとしてもまた盛り上がって欲しいものです!
4.まとめ
・花魁として潜む上弦の月「堕姫」と対決! ・感動シーンが無いから、お色気パートに落ち着く。 |
5.最後に紹介しておきたいこと
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