【5日目】『麒麟がくる』感想!募る不信感が遂に表にでる。

こんにちは!いわきのブロガー・まだやるよです。
今日もサクサクと書き上げたいと思います。
前回の記事はこちら。
【4日目】鬼滅の刃第10巻感想。禰豆子VS堕姫の妹対決!
■ 目次 1.秀吉がまとも 2.嫉妬 3.毒を盛る 4.まとめ 5.最後に紹介しておきたいこと |
1.秀吉がまとも
第43回「闇に光る木」。
今回は出番が少なかった秀吉ですが、珍しくまともな発言をしていて驚きました。
「近頃の信長様は焦っている」
信長に心酔している様子の秀吉は、いつもなら十兵衛とは意見が合わないことの方が多いのです。
しかし、今回に限っては十兵衛と同意見。(示し合わせるわけではなく)
「天皇を変えようと動くのは、やりすぎである」と感じています。
実は私は、『麒麟がくる』という作品においては、信長よりも秀吉の方が怖い、と以前から感じておりました。
大げさに明るく振舞った直後の、黒い呟き。
「信長を討った十兵衛は、秀吉に負ける」という情報を、先行して知ってしまっただけに、よりそう感じられるのかもしれません。
逆に言えば、『麒麟がくる』の秀吉は、十兵衛と同調してはいけないキャラクターだとさえ思います!
各々の正義がある所ですが、ここはもうしばらく悪役でいてくれてもいいのかな、と…。
2.嫉妬
結局、信長にとっては、十兵衛と家康が仲良くしているのが面白くなかったということでしょうか。
怒りのスイッチがわからないです。
乙女の要素を持ち合わせていますね。
八つ当たりでお膳にケチをつけて、十兵衛の偶発的な粗相にカッとなり手を挙げてしまう。
一方の十兵衛は、連日続く「闇に光る木を切る夢」の影響で、反射的に攻撃的な姿勢を見せてしまいます。
十兵衛目線では、募る不信感から致し方ない反応とも言えそうですが、
信長目線では、単なる意地っ張りに見えて仕方ありません。
仮に手を挙げてしまったとしても、謝って信頼を立て直す間柄だったはずですよね。
また、そもそも家康は、信長に毒を盛られることを恐れていたようですが、当の信長にはそのつもりがあったのか。
なんだか、信長の器が大きいのか小さいのか、わからなくなりますね。
3.毒を盛る
久々にマムシの名前が出てきて嬉しいです!
回想シーン、今更ながらカッコよかったです。生き様と国の大きさは関係ないものですね。
この後十兵衛は、信長を討つために本能寺に向けて兵を挙げるわけですが、
毒を盛る選択肢もあったであろうに、と考えてしまいました。
毒殺の方が少ない労力で済みそうなものですが、おそらく、自分に「義」があるという自負があったからかもしれません。
信長家臣からも、それ以外からも、信長を良く思わない声が芽吹いている状況であったことも関係がありそう。
同時に、十兵衛が周囲の殆どから信頼を勝ち取っている姿は素晴らしい!
カリスマ性ではなく人間性で巻き込んでいく。
素質もさることながら、「ビジョンを語る姿」という部分で、他のキャラクターとの差別化が出来ているようにも感じました。
真似しよう。
本能時の変について、定説では以下のようなものがあるようです。(今回は黒幕説は除外しました。)
・野望説 ・怨恨説 ・心理不安説 ・義憤説 ・突発説 |
ここまで見る限り、信長を世に出してしまった責任として、けじめの意味合いが強いのかな、と感じました。
スカッとして終わるためには、信長にはとことん悪役になって頂きたいですね。
4.まとめ
・いよいよ次週最終回!謀反を起こした光秀を認めてくれるな。吠えて散れ。 |