【10日目】麒麟がくる最終回感想!サプライズが弱くて残念。

こんにちは!いわきのブロガー・まだやるよです。
今回もサクサク書き上げましょう。
前回の記事はこちら。
【9日目】いわき散歩。険しい道でも行ってみたい。
■ 目次 1.明智十兵衛 2.細川藤孝 3.織田信長 4.まとめ 5.最後に紹介しておきたいこと |
1.明智十兵衛
2021年2月7日、『麒麟がくる』第44話、最終回。
面白かった。しかし、物足りなかった。
史実をもとにした大河ドラマですので、結末はわかっているのです。
「本能時の変で、十兵衛が信長を討つ」
時代物の楽しみは、
出来事を変えることなく、その経緯や葛藤をどう描くのかが肝になると考えています。
率直な感想としては、十兵衛に熱量が足りなくて残念でした。
残念でありつつも、理解はできているつもりです!
・義昭を殺す命令で決意した ・現在の信長の人格を作った自分に責任がある |
信長を討たねばならないと腹を決めた十兵衛にとって、淡々と遂行するのが理に適っていると言えるでしょう。
「個人の戦である」と話していたことからも伺えます。
十兵衛は信長に対して、ここまでよく耐えた。そして信じたものです。
最終的に、山崎の戦い後も十兵衛は生き延びたことがサプライズだったようですが、
【燃え】に関するサプライズがあればもっと推せる作品になったのでは、と思いました。
私に非があるとすれば、クライマックスには少年漫画的な「叫び」を期待してしまったことかもしれません。
2.細川藤孝
細川藤孝は、世渡り上手と言えるでしょう。
まさか最終回にして、十兵衛を見限るとは…。
裏切りという程ではないと思っていますが、皆さんの目にはどう映ったでしょうか。
謀反を仄めかす十兵衛の様子を、秀吉に手紙で伝えてしまいます。
そして、その手紙を読んだ秀吉は、十兵衛の謀反に「怒り」ではなく「興味」で京へ引き返す判断を下します。
これまでの描写から、秀吉は悪を強調したキャラクターになるのかと思いきや、信長に服従するだけではない、強かさが光りましたね!
私目線では、藤孝に落胆した直後だったため、秀吉の株が急に上がりました。
やはり、「面白い方に賭ける」決断を下せる人間に憧れてしまいます!
細川家へは十兵衛の娘のたまが嫁いでいたこともあり、藤孝のことは全面的に信頼していたのですが。
「本能時の変」というテーマにおいて、人の心もまた無常である、と再認識させられたのは十兵衛ではなく、藤孝によってでした。
勉強になるなあ。
3.織田信長
全体を通しては、非常に面白かったです!
前述の「残念だ」という感想は、最終回の十兵衛に対してですが、これもまた、キャラクターとしては筋が通っていますからね。
反対に、散る信長は輝いていました。
本能時へ攻め込んでくる軍勢が明智軍だとわかった時の表情は、様々な感情が読み取れて最高でした!
【5日目】『麒麟がくる』感想!募る不信感が遂に表にでる。
先週時点で心配していた信長の最期について。
【〇】悪役であり続ける 【〇】十兵衛を認めて散らない 【×】吠えて散る |
3つのうち、2つは理想の信長になったのでめでたしです。
また、ドラマの予備知識のために購入した書籍についても、
ドラマの進行具合に合わせて読み進めるペース配分を行っておりました。
最終回を迎えた今、全てのページを読み始めるので、私の中の『麒麟がくる』もとい「明智光秀」はもう少し続きます。
ブログでも小出しにできたら良いな、と考えております。
最後になりましたが、製作陣の皆様、お疲れ様でした!
4.まとめ
・十兵衛の叫びが足りなかったか。 ・日本史を学ぶ一つの切り口をありがとう! |
5.最後に紹介しておきたいこと
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